岐阜県美濃市 −うだつのあがる歴史的町並み−

防火壁として隣家との間に作られた「うだつ」が見られる町屋が多く残っており、
1999年に重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。



下の写真は、江戸時代に和紙問屋を営んでいた豪商・今井家の住宅です。
「うだつ」を設置するのには多額の費用がかかり、裕福な家にしか「うだつ」を上げることが出来ませんでした。 そのことから、「今ひとつパッとしない状態」のことを「うだつが上がらない」と言うようになったそうです。
旧今井家住宅は、現在では美濃資料館として使用されています。



「うだつ」には色々な種類があります。お金持ちの家ほど豪華で立派な「うだつ」を上げていました。
屋根上に防火神が祀られている家も見られます。

  

 

美濃町には「うだつ」が上がった建物だけでなく、古い蔵も残っています。
また、散策をしているとあちこちで「馬つなぎ石」(右下の写真)を見かけます。 運搬や移動に馬が使われた時代には、道におかれた「馬つなぎ石」に馬を繋いで固定しておきました。

 

かつての美濃町では、すぐ近くを流れる長良川を利用して物資の輸送を行っていました。
上有知(こうずち)湊は、そうした水運に利用された湊で、現在でも川湊灯台が残っており、往時を偲ばせています。



美濃町は、関ヶ原の戦いの戦功によりこの地を拝領した金森長近によって、小倉山城の城下町として整備されました。 小倉山城は、現在では公園として一般開放されています。春には桜の名所となるそうです。 せっかくなので、天守閣に登ってみることにしました。



天守閣に辿り着くには、かなりの急坂を登らなくては行けません。 しんどい・・・。



天守閣が見えてきました。天守閣は、3階建ての展望台となっています。



小倉山城からの眺望です。
美濃町が一望でき、また目を凝らすと「うだつ」を見ることもでき、なかなか良い景色でした。




ホーム
inserted by FC2 system