才蔵寺

・所在地:広島県広島市
・訪問日時:2012年5月上旬

可児才蔵吉長は、美濃国可児郡に生まれ、戦国時代から江戸時代初期にかけての活躍した武将です。 宝蔵院流十字槍の達人として知られており、合戦で敵方の首を討った際には、目印として笹を置いていったとの逸話から “笹の才蔵”との異名をとりました。 斉藤龍興、柴田勝家、豊臣秀次など数々の武将の下を転々とし、最終的には福島政則の家臣となり、晩年は安芸国広島藩で過ごしました。 僕の出身地所縁の戦国武将・可児才蔵の菩提寺「才蔵寺」が広島県広島市にあると知り、 以前から行きたいと思っていたのですが、この度広島に行く用事がありましたので、絶好の機会と思い、訪問してきました。

才蔵寺は、JR広島駅から北東へ約1.5kmの場所にあります。駅から近く、道も一直線で分かり易いので、徒歩で向かいます。 途中から登り坂になります。“才蔵峠”と呼ばれる峠だそうです。急な階段を上ると才蔵寺になります。

才蔵寺への道

お寺の門を潜ると、すぐに可児才蔵像に出会います。甲冑を身にまとい、十文字槍を手にした猛々しい姿となっています。

可児才蔵像   可児才蔵像

可児才蔵は、晩年は仏門に入り、貧しい庶民に対して栄養価の高い味噌を配って与えたそうです。 また、主君の福島家が改易されたために味噌を貯蔵して備えたともいわれています。 そのような逸話にちなんで、才蔵寺の境内には、ミソ地蔵が祀られています。 受験・就職合格に御利益があるとされ、現在でも受験シーズンには参拝客で賑わうそうです。

味噌地蔵   味噌地蔵

ミソ地蔵の参拝方法が説明板に書いてあったのですが、結構特徴的でした。


ミソ地蔵の拝み方
どんな秀才でも、試験場に入ると孤独になり、血が上り、のぼせて普段の落ち着きを失い、問題が空転して失敗する。 この空漠の頭の熱を冷ます祈りが可児才蔵尊のミソ地蔵です。
まず、ミソを頭の冷えた石地蔵の頭へ供えてから、自分の頭へミソを置き、(…中略…)心のよりどころを祈願して、 才蔵尊へ供えて、知恵をかり、合格や就職の自心自信を持つ。この祈願方法は、迷信でなく、自力本願の心理です。(説明板より引用)


才蔵寺は高台にあるため、境内からは広島市街地が良く見渡せました。

才蔵寺からの眺望



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